天皇陛下のプレゼントーパラオの柔道着

2008年に開始したミクロネシア海上保安事業。

パラオの窓口は海洋警察(といっても20名+程度です)を管轄する法務省であった。

その法務省の方から「子供柔道着、あったら送って。」と言われ、たまたまあったので送ったのがきっかけでパラオ柔道キッズとの繋がりができてしまった。

 

先日オークランドで開催された柔道国際チャンピオンシップに参加するから応援に来いという。

前回は行けず、もし行くと飛行機代とかなんやたで7−8万円はかかるから、その分を彼らの滞在費支援として寄付させていただいた。

今回はパラオから子供が7名も来るという。初めての海外旅行。そんな子供たちに会いたいと思った。

 

国際チャンピオンシップと言っても参加国は、オーストラリア、ニュージーランド仏領ポリネシアニューカレドニア、フィジーパラオ だけ。が、白熱した試合が展開された。

パラオチームに混じってパラオの国旗を振りながらgo go Palauと応援したのだが、みんなパラオの事を知らず、主催者が間違って「次はパプアニューギニア。。」なんてアナウンスする場面もあった。

 

このパラオ柔道キッズは参加する子供も増えてお古の柔道着があれば送って、という事だった。

「テンノーも12着プレゼントしてくれたのよ。」

「えっ!天皇?」

皇宮護衛官が事前調査に来た時に柔道の活動を知りお願いしたの。彼柔道家だったの。」

「で、でも天皇陛下からなの?(ウソでしょ!と心の中で呟く)」

「テンノーの飛行機にいっしょに載せて来たのよ。そしてテンノーからのプレゼント、と言われて受け取ったわ。」

「新品だよね。」

「中古。でもきれいだったわよ。」

パラオの人との会話は英語だが、天皇はそのままなのでカタカナ表記にしました。)

 

当方の限られた範囲で知る皇室の動きを顧みれば、きめ細やかな対応をされるので「天皇からのプレゼント」説はあり得る。

 

yashinominews.hatenablog.com

 

 

もしかしたら皇室のポケットマネーではなかろうか?とか、もし護衛官のボランティアだとしても勝手に載せる事はできないだろうから天皇皇后両陛下も承知はされていたのではないだろうか?とか、色々考え「天皇陛下のプレゼント」である事は間違いないと判断した!

 

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ところで、パラオ柔道キッズは良く闘った。

判官贔屓か。勝っても負けても涙が出て来てしまう。

海外試合初挑戦のパラオの女の子が金メダルを獲得したのである。

もしかしたら、女の子が着ているのは天皇の恩賜の柔道着かも?

でもそれをNoと言えないパラオの人に聞くと、「そうだ」としか言わないと思ったので敢えて聞かなかった。

 

 

天皇陛下がプレゼントされた12着の柔道着だけでもまだ足りないそうです。

5、6歳から15、6歳用の子供用10着くらい追加で欲しい、とのこと。

もしお心当たりがあれば、コメント欄でにもご連絡頂けると幸いです。

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